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【エリア特集】練馬区の住みやすさは?治安や特徴・子育て環境も解説
2023.6.30
本記事では、東京23区の人気エリアでもある練馬区の住みやすさや魅力についてご紹介します。これから住まい探しを始める方も、既にお探し中の方も、ぜひ本記事を参考にしてください。理想の住まいを見つけるために、魅力の詰まった練馬区を徹底解剖していきます。
1.練馬区ってどんなところ
まずは、練馬区の概要をご紹介します。近辺での購入を検討されている方は、改めて練馬区の魅力を再発見してみましょう。
1-1.所在地
練馬区は東京都のやや東部に位置し、東西南北を陸地に囲まれた内陸都市です。東は同じく23区である板橋区や豊島区、西には西東京市と武蔵野市、南は杉並区や仲の市、北は埼玉県新座市と接しています。
1-2.成り立ち
練馬区の歴史は古く、1947年に板橋区から独立した最後の23区(特別区)です。また区内の光が丘エリアは第二次大戦以降アメリカ軍に接収されていましたが、1973年に返還され大規模な団地建設が行われています。かねてより農地として利用されてきた背景があり、都心近くではありながら、開発の進んだ現在でも緑豊かな自然が色濃く残るエリアです。
1-3.人口と出生率
人口と出生率に目を向けると、東京23区内で2位の人口を有しています。対して出生率は23区内で15位とやや下位に沈んでいます。出生率については日本全体の課題でもあり。各行政機関で出産や子育て支援制度の充実が図られています。
1-4.環境と災害リスク
練馬区がある武蔵野台地は関東ローム層からなる高台に位置し、高低差のないなだらかな地形です。市内には白子川や石神井川があり、それぞれ西部より東部に向って流れています。
洪積台地である武蔵野台地は全体的には地盤が強く、沈下や地震の揺れ、液状化、大規模な水害などの災害リスクが小さい地域であると言えます。しかしながら、台地であるだけでは安心とは言い切れません。地域によって地盤上の堆積物次第で罹災度が大きくなりやすくなる可能性もあります。購入予定の物件を絞る前に必ずハザードマップ等を確認しておきましょう。以下に練馬区のハザードマップをまとめています。その他にも様々な機関が発行するマップもありますので、何個かチェックしておきましょう。
・練馬区水害ハザードマップ(練馬区が発行するハザードマップです)
・ハザードマップポータルサイト(様々な災害リスクを地図と重ねながら確認できます)
2.練馬区の治安は?
お子様やご家族と住まわれる際には、治安も重要な指標となります。練馬区の治安に目を向けると、令和3年の犯罪件数は東京23区内で3位の少なさを誇り、治安の良い街と言えるでしょう。
以下に記載している内容は練馬区独自の治安対策です。これらの治安対策や施策が実際に機能することで、犯罪件数の減少に繋がっています。
■安全安心パトロールカーを運行
子供たちの見守りを充実させ、夜間の安全を確保するために、24時間体制で安全安心パトロールカーを運行。また、各地域へのパトロールカーの貸し出しも行っています。
■地域防犯防火連携組織の結成を支援
各地域の団体で集まり情報交換や見回り活動に関する連携を行っています。
■地域で活動するパトロール団体での支援
パトロール中のケガ等に備え、保険の加入やパトロール用品の支給、パトロールカーの貸し出しなどがあります。
■ねりま安全安心パトロールネットワークでの見守り
区内にて業務を行う団体や企業と「ねりま安心安全パトロールネットワーク」協定を締結しています。業務の傍ら、パトロールを行ってもらえる協定です。
■パソコンや携帯電話を利用した防犯、防火情報の提供
区内で発生した犯罪に関する情報、防犯や防火に役立つ情報を配信しています。
■防犯、防火あっせん事業の案内
防犯や防火用品の普及に向け、あっせん事業者の案内を行っています。
3.練馬区の子育ては手厚い?
練馬区では国や行政が実施する出産・子育て支援制度はもちろんのこと、練馬区独自の子育て支援を行っています。練馬区が独自に行う主な子育て制度をご紹介します。
3-1.学童クラブを開放してくれる制度「にこにこ」
子育て世代の親同士の交流・仲間作りの場として、学童クラブ室を「にこにこ」と名づけて開放しています。開放時間は児童のいない午前中に限ります。
3-2.預かり保育「練馬こども園」
年間で9時間の預かり保育を実施する私立幼稚園を「練馬こども園」として認定し、認証保育所等との連携や教育・保育の質向上に取り組んでいます。園は認定により各補助制度を受けられ、利用者の負担削減にも繋がります。
3-3.子育て相談を受けられる「練馬こどもカフェ」
区内の7箇所のカフェ等で月に1,2回「練馬こどもカフェ」が設置されています。ここでは、保護者同士の交流や、子供同士でのコミュニケーションの場として利用が可能です。また、幼稚園教諭や保育士、栄養士、看護師などに、育児に関する相談もできます。
3-4.学童保育と放課後保育の提携「ねりっこクラブ」
放課後の時間帯での保育「学童クラブ」と、各省学区での放課後活動を推進する「ひろば事業」が一体的に事業の運営を行い、「ねりっこクラブ」が設置されています。学年や通う小学校を問わず、多くの児童が活発な遊びと交流を図り、自由な成長を実現する制度です。
4.練馬区の交通アクセスは?
この章では西東京市の主なアクセスをご紹介しています。練馬区は都心からほど近い立地に加え、バスを始めとした公共交通機関が広く整備されたアクセスの良さが特徴です。車をお持ちではない方も住みやすい街であると言えます。
4-1.電車
市内には西武池袋線、豊島線、新宿線、東武東上線、東京メトロ有楽町線、副都心線、西武有楽町線と都営大江戸線の9路線が乗り入れ、19駅を擁します。西武線や東武東上線だけでなく、東京メトロが乗り入れていることから、電車アクセスは抜群の地域であるといえるでしょう。
4-2.自動車
区内には関越自動車道と外環自動車道の乗り口と降り口が計3箇所ずつ設置されています。また、各高速道路や主要道路を経由することで、都心や遠方へのアクセスも気軽に行えます。
4-3.バス
私営の関東バス、京王バス、国際興業バス、都営バス、西武バスが運行しており、練馬区が運営するコミュニティバスである「みどりバス」も区内を運行しています。電車も自動車もアクセスに優れた練馬区ですが、更に市内の移動を快適にできるバスが各路線で運行しています。
5.練馬区の地価相場は?
最新の地価公示価格データを基に、過去10年間の練馬区と東京都の平均地価推移を以下のグラフにてまとめています。
グラフを見ると2013年から東京都の平均地価が急激に上昇しているのに対し、練馬区の平均地価は上昇傾向ながらも推移は横ばいです。また練馬区では新型感染症が蔓延した2021年、都心に住まわれていた方々の都心離れが進んだ影響か、若干の地価上昇が起きています。しかしながら、新型感染症からの社会復興も叫ばれており、今後も緩やかにではありますが地価上昇は続いていくでしょう。加えて2022年12月現在、記録的な低金利が続いており、住宅ローンをご利用される方は特にお早めのご契約締結をお勧めいたします。
6.練馬区の不動産購入の相場は?
練馬区の不動産の販売事例を分布図を用いてご紹介します。以下の分布図ではSUUMOで掲載された価格帯を示しており、売り出された不動産の面積や築年数による分布を示しています。 購入を検討されている不動産の条件を販売事例分布図と照らし合わせ、傾向を把握しておくと住まい探しがスムーズです。なお分布図では物件数に応じて色の濃さで塗り分けています。希望条件にマッチする物件にどれ程の選択肢があるのかを確認しておきましょう。
6-1.一戸建て
下記の販売事例分布図は一戸建ての専有面積や築年数による市場での分布を示しています。 購入相場は5,000万円台〜6,000万円台が多く、築年数では20年~30年の物件が多く、土地面積で見ると1000㎡〜120㎡までの不動産が多い傾向です。以下に平均の相場情報をまとめています。
■相場情報
・購入価格相場:5,380万円(仲介手数料除く)
・土地面積 :99m²(中央値)
・築年数 :19年(中央値)
出典:【SUUMO】西東京市の不動産売却(マンション・一戸建て・土地・家)
※2023年4月時点のデータです
6-2.マンション
下記の販売事例分布図は中古マンションの専有面積や築年数による市場での分布を示しています。中古マンションの 売却相場は3,000万円台〜4,000万円台が多く、築年数では30年以上の物件が多い傾向です。専有面積で見ると、60㎡〜80㎡までの物件が多く流通しています。以下に平均の相場情報をまとめています。
■相場情報
・購入価格相場:4,190万円(仲介手数料除く)
・土地面積 :61m²(中央値)
・築年数 :28年(中央値)
6-3.土地
下記の販売事例分布図は土地の面積と価格による市場での分布を示しています。土地の売却相場は4,000万円台〜5,000万円台が多く、土地面積では100㎡〜150㎡までの土地が多い傾向です。以下に平均の相場情報をまとめています。
■相場情報
・購入価格相場:5,780万円(仲介手数料除く)
・土地面積 :109m²(中央値)
・平米単価相場:53.0万円/m²(中央値)
まとめ
いかがでしたでしょうか?本記事では練馬区で住まい探しを検討されている方々に向けて練馬区の魅力や価格相場などをご紹介してきました。記事でご紹介したポイントをおさらいしましょう。
■練馬区はこんなところ
・東京都のやや右側、武蔵野台地の中央に位置している
・東京23区内で2位の人口を有する、出生率は23区内で15番目
・武蔵野台地は洪積台地であるため、比較的災害リスクが抑えられる可能性がある
■練馬区の治安
・犯罪件数は東京23区内で3位の少なさ
・区独自の防犯対策により、治安を維持している
■練馬区の子育て
・練馬区独自の子育て支援が手厚く、児童の成長や保護者の相談ができる場を多く提供している
■練馬区の交通アクセス
・電車は9路線19駅を擁する
・関越自動車道、外環自動車道が近く、自動車での移動も快適
・5つの私営バスと、市営のコミュニティバスで市内のバス移動も便利
■練馬区の地価相場
・練馬区の平均地価はやや上昇中であり、今後も続いていくと見られる
■練馬区の不動産購入の相場(仲介手数料除く)
・一戸建て :5,380万円
・マンション:4,190万円
・土地 :5,780万円
ポイントは上記に挙げた6点です。人口も多く、治安の良い練馬区であれば家族との安心な暮らしを送ることができます。子育て支援制度も充実しており、子育て世帯に優しい練馬区で豊かな暮らしを送ってみるのはいかがでしょうか。ME不動産西東京では知識と経験豊富なアドバイザーがお客様の不動産購入を徹底的にサポートいたします。また、住まいにまつわる保険や購入後の暮らしまで、当社専属のファイナンシャルプランナーがお客様の将来設計のお手伝いをさせて頂きます。確実な将来設計を 構築することで、豊かで余裕のある暮らしが可能となります。不動産会社へのご依頼はぜひME不動産西東京へご相談ください。
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